レストラン

このレストランが開店したのは 1932 年のこと。オブデュリアとダニエル・デ・ラ・リバがその創設者です。オブデュリアは当時、ドン・アントニオ・マウラのシェフをしていました。

当初このレストランは、プリンシペ・デ・ベンガラ通りとロペス・デ・オヨス通りが交差する辺りのニエルファ通りにありました。元々は地元の居酒屋でしたが、創設者の娘婿ペペの影響を強く受け、少しずつレストランへと様変わりしていったのです。

はじめは、地元の労働者たちが自分の家から主食だけを持って食べにきていました。そんな彼らの食事に彩りを添えるために、オブデュリアは、豆料理、スープ、野菜、デザートなどを作って出していました。
時が経つにつれて、そのような習慣、客層、そして当然メニューも変わっていきました。

レストランが新しい場所に移り、中で働くスタッフもお客様も多少の入れ替わりはありましたが、昔のオーナーの下で働いていたスタッフもまだ残っています。

テーブルを見回してみてください。ドン・リカルド、ドン・ホルヘ、ハイメ、ボニ、エドアルド、カラスコ、ミケル・ヘルナンデス、金曜日の対局に集まる人々、そして開店以来の常連客たちが、まるで我が家のようなこのレストランを心ゆくまで楽しんでいるのが分かるでしょう。決して変わることのないもの――いつでも友人がいて、美味しい料理を笑顔で出してくれるレストラン――それがここにはあるのです。

デ・ラ・リバでは、昔から変わらない営業時間でお食事を提供しています。マドリッドのような街中にあって、お昼しか営業していないレストランはめずらしいのですが、美味しい料理とよいサービスを追求すればこその時間設定となっており、お客様にもレストランのスタッフにも満足していただいています。